サラダ・ガール

No.20 / 2008年4月11日配信

おかずがズラッと並んだ、昔ながらの「セルフスタイルの食堂」は大好きです。それも家族で営業しているようなアットホームな雰囲気の食堂。皿の形で値段が決まっているのは今の回転寿司と同じ考え方です。入社当時も今と変わらないおかずが沢山並んでいました。サバやアジの焼き物、フライ、卵焼き、肉じゃが、ほうれん草のおひたし、メザシに冷奴…。

 その当時珍しかった、ホワイトアスパラも盛りつけられているボリュームたっぷりのサラダに目を奪われ、思わず「あっ、サラダがある」。「サラダ・ガール?」と聞き違えた先輩は、化粧品会社のCMに使われた「僕のサラダ・ガール」について話を始めました。ゴダイゴというグループの曲からはフレッシュサラダのように「新鮮な感じ」がして、春のキャンペーンソングとしては◎だった、と記憶に残っています。

 そういえば、春のオフィス街はサラダ・ガールに負けない新鮮でお洒落な女性達でいっぱいです。季節に負けないくらいにフレッシュで華やか。とにかく、よく目を奪われます。帰宅後、夕食に出た「セロリ」のサラダを見た瞬間、思わず「サラダ・ガール」と口走ってしまいました。いつもサラダ付けているのに、今日に限って「サラダがある」なんて変な人?とばかり首を傾げる妻。伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」をグラスに注ぐ音も新鮮に聞こえる季節で

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