土用の丑の日

No.30 / 2008年7月21日配信

 近年の夏の暑さには開いた口がふさがりません。猛暑が続くと、近所の犬よろしくハアハアハアと苦しい息づかい。このまま、地球に環境負荷をかけ続ければ、北極にはシロクマも住めなくなってしまいます。なんとかしなくては。地球温暖化防止に個人生活レベルでもやれることがあります。家では極力エアコンの使用を控えたり、使うときは設定温度を高めたり。エアコンを入れる際も「お前は本当に我慢できなくなったのだな?」と心の中で自分に必ず問いかけよう。と、いっても熱中症にならない程度にですが。

 そんな猛暑の夏を快適に過ごすには、やっぱり夏バテしない「食の環境」づくり。出来るだけ楽しめるように、食生活を整えることが大切です。楽しく、美味しく、食べて飲む。私の場合、単純だけど夏の元気はそれにつきます。

 平賀源内が夏場のうなぎが売れるようにとの相談を受けて、「土用丑の日」にうなぎを食べることを宣伝したのは江戸時代でした。今年は7月24日が土用の丑で、8月5日が土用二の丑なので、うなぎを2度楽しめるというわけです。ふふっ。蒲焼きと白焼きが目に浮かびます。飴色に光る鰻の身に山椒の粉をふりかけて、濃厚な味をガツガツガツ。レモンと塩、山葵も少々のあっさり白焼きをぱくぱくぱく。品よく食べようと思っても箸のスピードが落ちません。

 土用の丑の「濃厚系」も「さっぱり系」も上手に引き立てるのが伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」。かめ壺の中で磨きをかけられた味わいには、自己主張しすぎない「アシスト」の精神も備わっています。

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