ボスの日

No.37 / 2008年10月1日配信

 アメリカで半世紀前(1958年)に提唱されたという「ボスの日」って、いつだかご存知ですか? 私はやっとこれで憶えることが出来ましたが、10月16日がボスの日のようです。ボスと部下の関係を円滑にするものとして企図されたものですが、残念ながらその日に後輩より「労をねぎらってもらった」記憶はありません。もちろん、私にほうから先輩の労をねぎらったこともありません。

 「望まれるボス像」ではないと確信を持てる私ですが、過去にも幾人かの素敵なボスを持つ幸運には恵まれました。そのボス達は、強い弱いはあるものの、 みんな酒の飲み方が上手かったように記憶しています。「一杯行くぞ!」と誘われては体験談を聞かされたり、いつも耳に痛い苦言を呈せられたり。

それでも、飲んだ話しの中に問題解決のヒントが見つかったことがありました。自分の人生の中の「やる気」を上手く引き出してもらったこともあります。 上司のそれらの全てに感謝です。まだ私はボスの日にねぎらってもらうのではなく、上司に感謝の気持ちを伝えなくてはならない側の人間なのかもしれません。

 デジタルな判断が求められる性急な世の中です。残念ながら、心をつなぐ付き合いが減りつつあるのも事実です。世の中から無くしてはいけないものに危機が迫っています。さあ、部下の人もここはひとつ思い切って上司に一声。信頼できる上下関係を目指して「暖簾(のれん)」を一緒にくぐるというボスの日のご提案を。そう、私なら伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」が待っているところにお誘いします。案外、その一杯が幸せな人生の扉を開いてくれるかもしれませんからね。

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