除夜の鐘

No.45 / 2008年12月21日配信

 サブプライムローン問題に端を発した金融危機が、世界を覆ってしまった2008年でした。いやでも、私たちの暮らしの上に不況という不安の種をバラまいてくれました。そして世界的な原材料価格の高騰、夏まで上がり続ける一方だった原油価格。明るい話題よりも私たちを沈ませる話題が多すぎました。

 家計をあずかる我が連れ合いもボーナスの影響か、いつにも増してぼやき気味。私も小遣いをセーブしなくてはならないのが癪ですが、それくらいのことは仕方ありません。いい時もあれば、悪い時もあります。もっと大変な状況に置かれている人のことを考えると、幸せだと思うほかはないのです。

 与えられた負の環境だけに右往左往するより、今、自分がしなければいけないことが、「ちゃんと出来ているかどうか」の方が重要なのかもしれません。私が今年、やろうと思っていて出来なかったことの多くは、世の中のせいではありませんでした。全ては自分自身の本気不足や努力不足のせいでした。

 さて、私の大晦日。テレビの「行く年来る年」から流れてくる108の除夜の鐘を聞きながら、今年一年を顧みて多くの反省点に愕然としながらも、新しい年の可能性に希望を見つけようとしているでしょう。Yes,We Can!

来年に向けてのフレーズは「新年は、信念だ!」にしようかな。今年もまた、唐津焼のカップに揺れる伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」と、一緒に年越しできる幸せを感じながら…。

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