皆既日食
No.64 / 2009年7月1日配信
この7月22日に日本は全国で日食が見られます。日食とは、月が太陽の前を通過するために、太陽の一部、または全部が月に隠される現象のことです。今回と同じ皆既日食が見られるのは26年後の2035年9月2日になるのだとか。それまで目にすることが出来ないので、今回はぜひこの珍しい現象を見逃さないようにしたいものです。
太陽が月によって全部隠される日食は「皆既日食」と呼ばれます。今回、奄美大島北部、喜界島、屋久島、種子島南部などではその皆既日食が、その他の地域は部分日食が見られるとのことです。福岡の部分日食では太陽の89.7%の面積が月に隠れ、東京では太陽の74.9%が隠れるといわれています。
朧げですが、小学校の理科の時間に太陽の観察法を習った記憶があります。直接、太陽を見ると目を痛める恐れがあるので、ピンホールカメラの原理で太陽を見ようということでした。小さく開けた紙の穴を通過した太陽光は、その先の暗い影の部分に丸い形を映し出しました。
そんな理科の実習のときに、騒いだ私たちにゲンコツをくれた先生を想い出します。今は生徒にゲンコツなんて、とんでもないことでしょうが、私にとっての愛のゲンコツは良い想い出になっています。伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」を愛でながら、ピンホールカメラとゲンコツのことを想える私は今夜も幸せです。