スマートフォン
No.187 / 2012年12月1日配信
乗り合わせた地下鉄の車内を見渡すと、実に多くの人がスマートフォンを触っています。この1~2年でガラケー(日本国内だけで進化を遂げたガラパゴスケータイ)に混じって、スマートフォンの姿を多く見かけるようになっていました。この秋のiphone5の発売で、それがさらに進んだ気がします。
世界的に売り上げを争っているスマートフォンはお隣韓国、サムスンの「ギャラクシー」とアップル社の「iphone」。先端技術を持っているはずの日本のメーカーが競争に加わっていないのが残念です。先日はニュースでソニーのスマートフォンがシェアで3位になったものの、シェア率が5.1%と少なめ。1位のサムスンが32.0%、2位のアップルが26.9%だそうです。
私は若い頃からの性分で、「流行もの」「便利モノ」を追わない主義で通してきました。「ふん、何がスマホだ」とスジを通してきたものの、しかし、仕事場を出てノートパソコンでのインターネット利用が必要となり、私の意思はそれを可能にするスマートフォンの「テザリング機能」に負けてしまったわけです。先日、ついに重い腰を上げて「iphone5」を予約・購入しました。
「ふふっ、お父さん、結構タノシソウね」。ヘビが餌を食べて、食べただけ胴が長くなっていくゲームをスマートフォンでやっていたところを、うかつにも娘に見られてしまったのです。私の威厳にひびが入りました。伝承かめ壷造り・本格芋焼酎『幸蔵』の新しい20度も、美味しかったし「まあ、いいか」。進化を遂げることで、高められる本質もある、とあせって娘に苦しい言い訳。