感謝チョコ

No.229 / 2014年2月1日配信

若い頃のようにバレンタインデーを期待しないものの、今でもチョコのひとつでももらえれば嬉しいものです。昔は2月14日になると、保険レディが「これ、殿方に」とか言いながら、義理チョコを机の上に配っていました。以前のように、職場の中に外部の人が入って来ることが許された「ゆるい時代」が懐かしいものです。

 私の職場では、バブルが弾ける前までは、会社からチョコレートが配られたこともありました。少ない女子社員の「バレンタインの負担」を考え、義理チョコを会社が受け持ってくれたわけです。とても温かい制度でした。その制度も、バブルと一緒になくなってしまったのは残念でしたが、こればかりはしかたありません。

 有名チョコレート会社のアンケートの「バレンタインはどういう日?」という質問に、「恋人をつくる日」が10.5%で、意外にも「感謝を伝える日」という回答が41.3%も。「感謝チョコ」は「義理チョコ」が進化したものでしょうが、バレンタインデーに「感謝」ってのも、どうしても頭の固い私にはピンときません。

 「お父さんね、今は『友チョコ』がフツー。あげる、もらうだけじゃなくて、『贈り合う』ものなのよね」と娘が現代のバレンタインデーを私にレクチャーしてくれます。「俺は友チョコには興味がないから、焼酎チョコとか、とりあえず『感謝チョコ』をくれないか?」。娘は考えとく、と一言。2月14日には伝承かめ壷造り・本格芋焼酎『幸蔵』と感謝チョコ。これがまたウマいんです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です