春一番
No.302 / 2016年2月11日配信
これまで北風だったのが、南寄りの突風となって観測されるのが「春一番」です。ただ「春一番」はいつ吹いても良いのではなく、立春から春分の間に吹くものでないと、認定されないそうです。3年前には2月2日に暖かい風が吹き込んだにもかかわらず、立春の前に吹いたということで、残念ながら「春一番」と認めらなかったそうです。
まあこの季節は、気温が上がって「さあ、春が来たぞ!」と喜んで見ても、すぐに西高東低の冬型気圧配置に早変わりすることが多いので、油断はできません。ただ、今年も春一番よりも確実にやって来そうなのが中国からの観光客です。今年の春節(旧正月)は2月8日で、中国では7日から13日までの期間が休みだそうです。
この期間、九州でも春節休みを利用して、観光旅行でたくさんの人が訪れるはずです。特に博多港では大型クルーズ船が昨年は260隻も入港して、街中も大いに賑わいました。さらに、今年はなんと入港予定が400隻も。「飛梅(とびうめ)」で有名な太宰府天満宮がもう見頃でしょうから、中国で好まれるという梅の観賞で混み合うはずです。
「中国の人に道を訊ねられたけど、教えてあげたらすごく感謝されたわ。近くだったので、連れて行ってあげたのよ」と我が娘が自慢げに話します。面倒だからと、そんな場面に遭遇しないように注意を払っている自分が情けなくもあります。う?ん、これは娘の勝ち。伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」が「負けんなよ」と声をかけてくれました。さあ、今夜も幸蔵タイムです。