酢しょうが
No.321 / 2016年8月21日配信
誰々さんが亡くなった、誰々ちゃんが有名大学に入ったよ。盆の親類縁者が集まる場では、そんな久しぶりの井戸端話に続き、「健康に関する話」が大きなウェイトを占めるようになりました。世の中は溢れんばかりの健康情報。そして高齢化時代。厚生労働省の「健康意識に関する調査 (2014年)」によれば「健康に関して何らか不安を持つ人」は61.1%だとか。
勿論、みんな年を重ねたからこそ必要になった健康情報でしょうが、今は女性に劣らず男性の「健康」に関する知識もバカにできないレベルです。昨年まで大きな腹回りで、太っ腹な人間のイメージだった義理の兄が何やらすっきりした体型になっていました。酒豪でタバコすぱすぱ。揚げ物大好きで、ご飯山盛りの人間だったのに、何か変です。
定期検診と医者からの指導で、無理やり始めたダイエットだということでしたが、いろいろと役立つ話をしてくれました。その中で今、注目されているのは「酢しょうが」なんだとか。私はしょうがについては寒い時期の「身体を温めて免疫効果を高める」ものだという認識を持っていましたが、生活習慣病の改善にも大きく役だつのだそうです。
もちろん健康に関する話は大切だと思うのですが、昔のお盆のように「ぐいぐい」と遠慮なしに酒を飲み、笑いこけながらへべれけに。親類みんなで扇風機の前で大の字になった光景が懐かしいものです。お盆ぐらい、伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」をたっぷり飲み交わしたいものですが…。笑顔で飲み交わせば、それはそれで健康に良いと思うんだけど。