ポケモンGO
No.322 / 2016年9月1日配信
「お父さん、ポケモンGOって知ってるよね。やったことある?」と娘が話しかけます。私がほとんどゲームをやらないことを知っているくせに、馬鹿な質問をするものだとあっけにとられました。「知っちゃいるけど、ゲームするわけないだろ。良い齢をした若者がなんであんなに集まって、そんなゲームに集中するんだ?えっ」「それって、良い齢をした大人のこと?」
言葉使いを間違った私はむっとしました。「友達のお父さんたちは、みんなやってるらしいよ」と、言いながら私のアイフォンを手に取り、アプリをインストールしてあげるね、と言いながら触りだしました。「みんながなびくから嫌なんだよ。お前も俺の流行りもの嫌いは知っているだろう?なんでみんなと同じことしなくちゃならんのだ」
「まあ、そう言わずに」と、娘は家の中の机の前に出てきた「『ゼニガメ』をフリックしてみて」と娘の声。「フリックってなんだ?」スワイプよりももっと弾く感じよ、そうそう。結構やるじゃない。と娘に乗せられながら武器のボールを弾いてみました。なんだ簡単じゃないかというと、それは初歩の初歩。始まりなのよと、初心者相手にレクチャー。
内心では「案外かわいいキャラクターだな」と思っても、意地でも興味は示せません。「ちょっと、ウォーキングしてくるわ」と言うと、家人がウィンクして見せた。スマホ持っていくのよね、娘が笑った。伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」を美味しく飲むための「健康ウォーキング」なんだよ。ゲームはやらないって言ってるのに、なんという母娘だ。