アニサキス

No.353 / 2017年7月1日配信

 刺身が大好きなのに、釣りにも行けないので、代わりに漁協の直売所に足繁く出かけては生き締の魚を購入しています。その直売所では男性の姿も数多く見られ、魚好きの人が増えたのであれば、仲間が増えたようで嬉しいものです。もちろん買った丸魚はその場でさばいてくれるので、担当の人に「刺身用に、3枚におろしといて」と声をかけるだけでOK。

 今は飽食の時代。腹回りサイズが気になる中年ともなると、さすがの私も「量より質」。ただ、魚に限っては天然に限るという強い思いも最近は弱まってきました。養殖技術の向上もあり、「脂の乗り」だって料理に合わせて考えられるようになり、今では美味しければ「養殖でも問題なし」という姿勢。よく、活き締め「養殖カンパチ」の小さな柵を買ってきて食べています。

 刺身を引いている私に、娘が「アニサキス大丈夫?死にたくなるほどお腹が痛くなるらしいね」と話しかけてきます。最近アニサキス中毒が増えているそうです。まあ、食品衛生法(平成11年)の改正で、アニサキスによる食中毒の届出義務となったことも影響しているのかも。「この養殖カンパチは大丈夫。心配なら別に食べてくれなくていいけどさ」とイヤミを返します。

 私は特に鯖や鯵などアニサキスが多く発見される刺身を好んで食べてきました。釣ってきた魚の多くを刺身で食べました。確かに加熱や冷凍で防げるかもしれませんが、私は注意を払ってきたので「生食」でも自信があります。これからも刺身は食べまくるつもりだし、伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」と刺身のない世界なんか、絶対に考えられませんので。

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