人として
No.374 / 2018年2月1日配信
九州もしっかりと積雪に見舞われ、久し振りに「寒い」と感じる1月でしたが、心温まるというか、感動させられる話がテレビで流されていました。年末年始はいわゆる「特番」とやらで、どの局も力を入れて長めの番組をつくっていますが、さすがにバラエティショーには心を動かさなくなりました。まあ、ペット特集やグルメ旅番組は内容によりますが。
九州もしっかりと積雪に見舞われ、久し振りに「寒い」と感じる1月でしたが、心温まるというか、感動させられる話がテレビで流されていました。年末年始はいわゆる「特番」とやらで、どの局も力を入れて長めの番組をつくっていますが、さすがにバラエティショーには心を動かさなくなりました。まあ、ペット特集やグルメ旅番組は内容によりますが。
それらの出来事は人も場所も、もちろん時代背景も異なりますが、ただ、時代を越えて心を打つモノの正体には共通点がありそうです。平和ボケしている鈍い私にだってその答えの輪郭くらいは掴めます。欲得を超えて「人として」純粋に行動できる姿の中に答はありそうです。その「人のため」に発揮できるエネルギーはなんと凄いことでしょうか。憧れます!
最近は純粋、無垢なものに対して、よく涙腺が弛みます。オモテとウラが複雑に絡みあう社会で、年を重ねれば重ねるほど「純粋」さの価値が高まっていくのがわかります。私が伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」を愛飲している理由も、案外それに近いところがあります。10年前、人の手になる製造工程を見学したとき、心が動かされたのを憶えています。