ラ・ラ・ランド
No.409 / 2019年1月21日配信
以前会員になっていた近所のレンタルビデオ店が閉店しました。近年大きく売り上げを落としているレンタルビデオ業界。ネット配信だけでなく、私のように足を運ばなくなった客の増加もその原因なのかもしれません。何かと理由をつけて、映画館に足を運ばなくなった分だけ、見逃してしまった映画がたくさんあるはずなのに、何故かレンタル店にも出向きませんでした。
寒い時期なので、久しぶりにDVDでも借りようと、駅前の別の店で新規入会しました。希望する映画の「ブレードランナー2049」はブルーレイディスクしか残っていておらず、普通のDVDしか見れない環境の私にはアウト。それではと、次の候補作を探していると、ありました、ありました。あのアカデミー賞をごっそり獲得していった映画タイトルが。
ラ・ラ・ランドです。友人たちも絶対に見た方が良いと薦めていた映画です。映画評論家ではない私の偏った個人評価ですが、もう期待以上の120点の出来栄えの映画でした。若者の成功にかける夢、努力、挫折。そして恋と切ない別れ。なぜか既視感たっぷりなのに古さは全く感じません。パロディに笑います。おまけに大好きなジャズは流れ、音楽も完璧です。
「いい映画だった」と家人に言うと、「あら、イビキかいていたくせに」とキツイ返事。話を聞いてみると、後半の大切な部分、「秋」のパートが記憶から抜け落ちているではありませんか。翌日の夜、自分のパソコンでもう一度再生。みなさん、いくら美味しいからって、映画を観る前に、伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」を3杯飲むのは問題かも、ですよ。