たたききゅうり

No.423 / 2019年6月11日配信

 最近ネットで、「一番簡単」「びっくりするほど美味しい」という、きゅうりを使った料理ヒントに出会いました。あまりにも簡単にできるので、料理と呼ぶには相応しいかどうかわかりませんが、味が秀逸なので一応「料理」ということにします。材料は新鮮なきゅうりと塩があればOKです。道具は包丁、まな板、すりこぎ棒さえあれば大丈夫です。

 洗ったキュウリを3等分にし、それぞれ皮をまだらに剥き、塩を振りかけてまな板でゴリゴリと手のひらで押し回し、表面についた塩を揉み込むだけです。そして、そのきゅうりをすりこぎ棒でひび割れが入るくらいに叩きます。(力が入りすぎてきゅうりが割れても全然構いません)塩で揉まれた表面はみずみずしく、もちろんざっくり割れた中心部の食感もたまりません。

 今は一年中出回っているきゅうりですが、やっぱり旬は夏。これからが本当にみずみずしくて美味しいシーズンなのです。植物には暑い季節を生き抜くための知恵も備わっているのでしょう。きゅうりの95%が水分と言われるのもわかるような気がします。ちなみに日本人は1年間に、一人当たり約20本のきゅうりを食べているということです。(さあ、今夜もきゅうりを!)

 たたききゅうりにサイコロ状に切った茹でたタコを添え、キムチの素とマヨネーズで味付けをして食べてみました。ピリッと仕上がるので、もうこれは夏の伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」の最高の相棒になります。暑くなるとキッチンで火を使う料理が億劫になりますが、鍋もフライパンも使わない簡単快適調理なので、騙されたと思って是非お試しを。

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