微 風

No.563 / 2023年5月1日配信

 微風(そよ風)が頬に気持ち良い季節。ブリーズ、アーリーサマー。さらに快感を後押ししてくれるのがGW5連休。頑張れば9連休も夢じゃない今年の曜日巡りです。この解放感が本当にたまりません。微風をはるかに上回る「心地よい風」が体の中を吹き渡っているので、ここはもう、あのオリビア・ニュートン=ジョンの「微風の誘惑」という曲をとりあげないわけにはいきません。

 オリビア・ニュートン=ジョンはその当時、詰襟の丸坊主少年の心をあっという間に鷲掴みしてしまいました。大好きだったカーペンターズのカレンの魅力的な声とはまた違った透き通った声で、日本人の心を捕まえ、すぐにヒットチャートを駆け登りました。それもそのはず、アメリカのビルボード誌では「気絶するほど美しいアルバム」と絶賛され、世界的にも爆発的なセールスを記録しました。

 彼女の国籍などは特に気にしなかったのですが、生まれはアメリカではなくてイングランドで、育ったのはオーストラリアということです。あのビージーズのレコードデビューもオーストラリアで、アメリカでディスコサウンドで名を馳せる前はあの名曲「マサチューセッツ」や「若葉のころ」など、美しいハーモニーでメロディアスな曲で魅了させてくれたものでした。

 そういえば、心洗われるような歌声のグループ、エアーサプライもオーストラリアのグループでした。私はオーストラリアに行ったことはありませんが、流れる風は音楽のように絶対に透き通っているに違いありません。5月、オリビア・ニュートン=ジョンの涼やかな声を聞きながら、伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」を楽しむのもいいかな。ピュアな手造りの美味しさはそんな音楽に似合います。

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