バタフライ・エフェクト

No.576 / 2023年9月11日配信

 ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきはテキサスで竜巻を引き起こすか?が宣伝文句になっているバタフライ効果(バタフライ・エフェクト)。最初(初期)の非常に小さな事柄(出来事)が時間が経つと思いもよらぬ大きな結果となって現れるということです。このバタフライ・エフェクトは気象学者のエドワード・ローレンツが行った講演のタイトル由来と言われているそうです。

 そんなバタフライ・エフェクトというタイトルのテレビ番組が昨年より放送されています。NHKが20年近く前から放送している「映像の世紀」の新しいシリーズですが、一人の小さな行動が連鎖し広がり、どのように大きな影響力を獲得していったのか、歴史的なドキュメント映像をもとに紹介してくれる貴重で興味深いシリーズです。戦争が背景になったタイトルが多いようです。

 放送開始以来、スターリンとプーチン、ベトナム戦争、ケネディなど映像の世紀にふさわしいものばかりでした。2回に分けて6月に放映された「ビートルズ革命(赤の時代・青の時代)」もビートルズの楽曲に影響されて育った私にとっては、とても価値のあるものとなりました。オリジナリティあふれる音楽の裏の知られざる足跡、そしてその影響力の凄まじさ。ビートルズの解散後にも見ることができます。

 西側ロックが禁止のソ連では、若者たちが身の危険を感じながらもビートルズを聴き、自由を求める心を大きくしていったといいます。国家が止められないほどのパワーになったひとつの原点、ビートルズの自由な楽曲。これはまさしくバタフライ・エフェクト。伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」で心を開放させるのが私のバタフライ・エフェクト。まず幸せな一杯、パワーを蓄え、明日は大きな人になるのです。

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