犬も歩けば
No.371 / 2018年1月1日配信
今年の干支は戌(いぬ)で、12支の11番目です。犬が人に与える印象は、人との相性もよく忠実であることから、言わば「社会性がある」動物という事になります。そして、犬は多産でスムーズな出産をする事から「安産の守り神」としても有名です。干支の特徴がその年には出やすいとも言われるので、良いことだけは頭の隅にでも置いておきたいものです。
犬といえば、真っ先に頭に浮かぶのが「犬も歩けば棒に当たる」という諺です。あまり出しゃばり過ぎると、災難に出会う確率が高くなるので、注意しなさいよ。という戒めの諺なのでしょうが、逆に、何でも良いから積極的にやってみれば、思わぬところで幸運に出会えるかも知れないよ、という肯定的な意味にもとらえることが出来ます。
このように「犬が歩けば」の様な両方の意味にとれるものや、度がすぎると問題になるものなどがたくさん溢れていて、世の中、結構難しいものです。健康に良いはずの栄養素も、摂取しすぎると問題をひき起こすかもしれません。わが子が可愛いからと甘やかしすぎてもいけないでしょう。YESマンになり過ぎると、ひどい場合は「犬・呼ばわり」されたり。
肝心なのはバランス感覚です。と、言い切ってしまっても、そのバランス取りは私にとって一番難しい問題。なので、今年も家人の戒めの言葉より自分を信じて進むしかありません。さあ「戌年」、さらに伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」との時間を充実させるため、今年も美味しい酒の肴に当たるよう、積極的に歩き回ろうと思います。健康にもいいでしょ。ふふっ。