セブンイレブンの日
No.642 2025年7月11日配信
毎夕のウォーキング帰りに、ときどき立ち寄るコンビニがあります。牛乳が切れそうだなという日には、よく1リットルの牛乳パックを購入するのですが、その日は近くの棚にチキンの加工食品に目が留まってしまいました。表面には粗挽きの黒ごしょうがまぶしてあるスティック状のチキンバーです。おつまみに良さそうだし、それに、この1本で何とタンパク質20グラムも。
そのコンビニ、セブンイレブンも日本のコンビニ界の最大手として存在していましたが、物価高の影響もあり、日本・アメリカでの事業不振が取り沙汰されています。純利益減少等で、カナダのコンビニ大手「アリマンタシォン・クシュタール」からの買収提案まで受ける始末。えっ、あの隆盛を誇っていたセブンイレブンがそんなことになるのかと、凡人の私は驚くばかりでした。
コンビニ全体の歴史は古く、発祥は1927年(昭和2年)、アメリカ合衆国のテキサス州で、セブン-イレブンの前身サウスランド・アイス社から始まり、その会社は氷の小売店だったそうです(今から1世紀前の話)。日本のセブンイレブンはイトーヨーカ堂が1973年(昭和48年)に米社とのライセンス契約を結んだところから始まり、日本でももう50年以上の歴史が。
今のコンビニは様々なサービスで、自然災害対応拠点としての機能もあり、コスト・効率を重視する外国企業による買収提案に乗ればそれも許容できるものなのか、答えは簡単ではありません。そういえば7月11日はセブンイレブンの日。それ以外のコンビニも、み〜んな頑張れ!と、私は買ってきたチキンバーを肴に、伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」の気合いの一杯。