山の日
No.318 / 2016年7月21日配信
今年から国民の祝日に「山の日」が加わりました。幾つになっても休日が増えることは嬉しいものです。「山の日」は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」日だということで、山岳関係者や自然保護団体等から出された意見をもとに出来上がった祝日です。「海の日」だけでは片手落ちだったので、やっとこれでバランスが取れます。
山の日は8月11日ですが、お盆休みが13日からの会社も多く、それを考えると12日は非常に微妙な立場の日になりそうです。そういったことには全く無関係に喜んでいるのが、我が家の山ガール。トレッキングポールを新調して、やる気満々。旦那を無視して、低山中心の山登り仲間と8月11日の山行を嬉々として計画している様子です。
残業帰りの私がその様子を見て変な口を挟むと、空気が白けたりするので、気をつけて行ってこいよ、あまり無理はするなよ、と物分かりが良い大人な発言が中心になります。以前、ムッとして嫌味を言った日、その何倍も癪にさわる言葉が返ってきたことがあります。男はやっぱり勝てません。日本ではむやみに「山の神」を怒らせてはいけないのです。
我が家の山ガール=山の神は「あなたも行けるんだったら、一緒に山登りにどう?」と救いのコミュニケーションを私に差し伸べてきます。いつも「ああ、今回は止すわ」と女性集団との同行をやんわり断ります。山の日だけどプールにでも行くか。そして帰ってきたら冷た?い伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」だ。私にはこれが一番です。