オリーブ・オイル
No.272 / 2015年4月11日配信
昨年はココナッツオイルが人気を集め、先日は「中鎖脂肪酸」を多く含むので認知症の予防にも効果的だということをテレビでも紹介していました。そういえば、他の油と違って身体に蓄積されずに、サッと燃えてしまうらしいと、娘からも以前に教えてもらっていました。「ミランダ・カーも使っているらしいよ」「なんだ?その車は?」
欧米では健康に良い食材や栄養への関心は既に高く、次々に注目を集めるヘルシー食品が出てきます。高齢化が進む日本でも、もちろん油に対する理解はかなり進んでいます。「アーモンドオイル」「えごまオイル」を知らなかった私は「かなり遅れているオトコ」らしいのですが、聞けば健康に良いというので、これは捨て置けないと、さっそくネット検索。
青魚に含まれる不飽和脂肪酸「オメガ3系」の油は健康に良いので積極的に摂る。使用量の多いリノール酸などの「オメガ6系」は少し抑えめに。「オメガ3系」は酸化しやすいので、加熱調理には代わりに「オメガ9系」のオリーブオイルを積極的に摂ると良い…等々。さらにオリーブオイルは悪玉コレステロール値を下げる働きもあるというスグレもの。
そういえば、若い頃旅したスペインで食べた、定食屋のサラダはレタスにオリーブオイルがかかっただけでした。オリーブオイルをそのまま、パンにつけて食べることもすすめられました。オリーブオイルの歴史はとても永いですが、洋の東西を問わず、健康に良いものは生き残るものですね。まるで、笑顔という健康の素を作ってくれる伝承かめ壷造り・本格芋焼酎『幸蔵』のようなものです。ふふっ。