山ガール誕生
No.245 / 2014年7月11日配信
ついに我が家にも「山ガール」が誕生しました。山ガールといえばハツラツとした感じがしますが、私は家人に「山ん婆とか言うほうが近いのでは」と口を滑らせてしまって、機嫌を損ねさせてしまいました。まあ、年齢からいっても「ガール」といった表現はもってのほかだし、「山女(やまおんな)」なんてのも不気味に感じるし、呼び名も難しいものです。
サークルの仲間から誘われて、山に登りたいのだそうです。昔に買った家人のトレッキングシューズはもうぼろぼろで、買い直すしかありません。久しぶりに、登山用品を扱うスポーツ店に付き合いました。販売員の方が親身になって相談に乗ってくれたおかげで、靴とソックスだけで良いと思っていたのに、登山用ストック(杖)まで買うはめに…。
低山を登ろうといった特集も心を掴んだのか、初心者向け登山雑誌が人気だそうです。富士登山人気が火をつけたわけじゃないでしょうが、ついに国も「山の日」なる祝日を制定してくれました。海の日があるのに山の日がない現状は片手落ちだ、という山ファンもこれで納得できるでしょう。再来年の8月11日が祝日第1回目となるそうです。
「あなたも将来の為に、一緒に登れる山仲間でも作っておいたほうが良いんじゃない?」と家人が私に意見をします。「それに、足腰も鍛えておいたほうが良いんじゃ?」と、最近気になっていることに触れてきます。いいんだよ、友達はこれ以上増やさなくてもと、私は伝承かめ壷造り・本格芋焼酎『幸蔵』が入ったグラスを握りしめました。ここに仲間がいるのだから。