金環日食

No.167 / 2012年5月11日配信

 3年前に皆既日食(太陽が月によって全部隠れる)で、奄美大島北部、喜界島、屋久島などで観察フィーバーがおこりましたが、今度日本では太陽がドーナッツ状に見える「金環日食」を見ることができます。国立天文台によると5月21日に九州地方南部、四国地方南部、近畿地方南部、中部地方南部、関東地方で楽しむことができるそうです。

 鹿児島ではその日の午前7時20分に金環日食が始まり、約4分ほどリング状の太陽が見られるのだとか。私が住んでいる北部九州でもリング半分くらいの日食は見れそうです。日本陸地での次の機会は18年先の2030年6月1日で、それも北海道で見られるくらいだそうです。滅多にないチャンスだから見逃したくないものですね。

 「ちょうどその日に結婚前の相手と『金環日食』を見るってのもいいだろうな、婚約指輪が空に浮かんでいるなんて、ロマンチックだよね」と家人に言うと、娘が横から話に割り込んで来て「それって、『皆既日食』のときじゃない?ダイヤモンドの指輪みたいに見えるのは」とでしゃばります。

 「リングに例えるなら、今度の金環日食は『結婚指輪』のはずじゃないの」と娘からの指摘。私はぐっと悔しさを飲み込んで、「えらく詳しいじゃないか」と言うと、「それに、お父さん。今度は朝早くだからロマンチックってのもねぇ?」う~っ、どっちだっていいじゃないか、と私はいつものように、一杯の伝承かめ壷造り・本格芋焼酎『幸蔵』に救いを求めるのです。 

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