焼肉の日

No.69 / 2009年8月21日配信

 「焼肉の日」という日があり、おそらく語呂合わせが良いので「8(やき)月29(にく)日」になったのでしょう。8月終盤ともなれば、夏バテしない丈夫な人でも厳しい残暑に辟易してきます。以前ならばこの時期、暑い九州といえども朝夕の涼しさに一息つけたものです。残念ながら、地球温暖化による近年の酷暑は9月にまで及ぶことが多くなりました。

 酷暑の夏にはスタミナ焼肉が似合います。庭やベランダで、そして窓を開け放った部屋でジュージューと焼ける音を聞きながら、家族揃って食べる焼肉は最高です。脂が気になる年齢ですが、やっぱり赤身だけの焼肉では気合いが入りません。「たまにはいいだろう」と脂身たっぷりのカルビ肉をついつい頬張ってしまいます。

 「もっと野菜も食べなきゃ」と我が家の健康管理人が、くちびるを脂で光らせている私に苦言を呈します。「肉の日だよ、肉の日」と野菜には乗り気がしない私に、「あらっ、野菜の日もあるのよ。8(や)月31(さい)日だけど」と妻は声を大きくします。はいはい、私にだって、夏の元気と健康には野菜が必要なことくらいは解っていますよ。

 市民の生活に影を落とし、長く居座ろうとしている不景気。「巣篭もり消費」に「内食」がキーワードの世の中。そういう節約事情は抜きにしても、やっぱり家族揃って家で食べる食事は美味しいものです。元気に食べる焼肉で、不景気も一緒に吹き飛ばしたい気分です。伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」のカップ二杯目も残りわずか。からまれたら大変!ここが潮時とばかり、我が家にはびこり始めた不景気も今日だけは、私に背を向けてコソコソと窓から退散し始めたようです。v

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