性格が運動会
No.1/2007年10月1日配信
小学校の土のグランドというのは、どうしてあんなに滑りやすいのでしょうね。小学校3年の運動会の時、スタートダッシュで滑って転んで、気を取り戻したのは救急テントの中。残念だけれど、懐かしい想い出。
大人になってからは、地区(校区)の運動会の短距離走でスッテンコロリ。トラックのコーナー部分で滑った記憶は鮮明です。無念の捻挫。「いきなり、無理して頑張ろうとするからよ。もう若くはないんだから」と、妻のさとすような声にがっくり。
仕事でもスタート地点に立つと、今でも、ついつい負けるまいと思って、肩に力が入ってしまう悲しい性格。けっして、他人を押し分けてという性格ではないんだけど、知らず知らずのうちに頑張ってしまうのです。
こんな私にはスローな焼酎タイムを演出してくれる「半ぴどん」が有り難いのです。陶器のかめ壷から竹の柄杓でゆっくりとカップに注ぐ35度の芋焼酎。大量生産できない熟成本格焼酎は、慌てることを許しません。
「それは私の性格を改善してくれる大切な薬なんだ」と力説しても、家族の誰も理解してはくれません。こんなに目尻が下がって、穏やかな表情になっているというのに。