ココナッツオイル
No.628 2025年2月21日配信
我が家のテーブルにはココナッツオイルが置かれていて、夏には液体だったオイルが今は瓶の中で白く固まっています。固化と液化は25度を境に起こるそうなので、今の室温では固化してしまうのです。朝食でパンを食べることも多くなってきたので、最近はバター代わりに使ったりもします。バターの風味に勝てるわけはありませんが、まあテイスト的にこれもありです。
家人に「なぜココナッツオイルなのか」と尋ねてみました。「太りにくい」と「脳に良い」らしいということなので、そんな都合の良い脂(脂肪酸)が世の中にあるのだなと感心しながら調べてみました。私も最近は人の顔は思い浮かぶのに肝心のその人の名前が出てこなかったりと、脳の弱体化を実感中なので、ココナッツオイルの謎に迫ってみる必要があったわけです。
この数年ハマっているオリーブオイルが不飽和脂肪酸(血中コレステロール改善や中性脂肪を低下させる)だということは知っていても、長鎖脂肪酸だということまでは知りませんでした。ココナッツオイルは動物性脂肪と同じ飽和脂肪酸ではありますが、「中鎖脂肪酸」なので体内で素早くエネルギーに変換される特性を持っているそうです。そして注目されるのがケトン体。
中鎖脂肪酸を摂取することで、ブドウ糖に代わる「ケトン体」というエネルギーに変換されやすくなるそうです。脳に直接働くケトン体は脳の記憶情報をスムーズに取り出すのに役立つのだとか、など、など。うーん、普段使っていない頭が痛くなってきました。こういう時にはケトン体より頼りになる(?)伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」に助けてもらうに限ります。