健康緑茶

No.570 / 2023年7月11日配信

 一年を通じ、朝と夜の食事後には必ず緑茶を飲んでいます。子供の頃から当たり前のように飲んできましたが、その当時から緑茶を大好きだったかと問われれば、少し微妙です。ただ、お茶漬けだけは、味噌汁をご飯にかけて食べる猫飯同様、昔から好きだったようです。今でも酒を飲んだ後の「辛子明太子」を載せて掻きこむお茶漬けだけは、〆のラーメン同様、なんともたまりません。

 ところで、私たちの近年の緑茶消費はどうかといえば、緑茶をたくさん飲んで育ってきた日本人としては、少し残念な傾向に見えてしまいます。国の統計からも、緑茶を飲む量は確実に減少しているようです。消費量が多かった平成16年に比べ、令和3年度の国内消費量はなんと20年程を挟み65.8%まで落ち込んでいます。それもそのはず、最近では急須のない家庭も多いといわれる程ですから。

 しかしそんなトレンドは無視して、もっと緑茶を応援したいものです。なぜなら、緑茶を習慣的に飲用すると全死亡リスクが減少したという「研究結果」が国立がん研究センターからも発表されていますし、それに、具体的にはお茶の苦味成分「カテキン」には強い抗酸化作用が認められ、生活習慣病予防に効果があることも、すでに常識となっているからです。「緑茶で健康」はもう当たり前。

 私も「カテキン」の効能を知って以来、夏は特に2リットル入りのペットボトルを冷蔵庫に備えて、しっかりと喉をうるわしています。もう何年も甘い清涼飲料水は口にしていません(正直言うと昨年懐かしくてコークを1缶飲みましたが)。盛夏を迎え、昼間は冷えた緑茶、夜は冷たい伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」が心と体に効くと固く信じ、今日も元気に「ごくごく」「ゴクリ」。

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