女王陛下
No.542 / 2022年10月1日配信
初夏の頃でしたが、家人に促されて在位70年を迎えたエリザベス女王の特集番組を見ました。私は特別にイギリス王室に関心を持つわけではありませんでしたが、配信される映像から何故女王はイギリス国民からこんなに愛されているか、という理由を知ることができてよかったと思いました。在位中、国家や王室の危機にさらされ続けても、強い(そして愛情深い)姿勢で対応されていました。
エリザベス女王の国葬には各国の王室・皇室をはじめ国家を代表する重要な方々の出席があり、バイデン大統領やマクロン大統領など現役の大統領も参列されていました。サッカーで世界的にも名を馳せたデビット・ベッカムも一般参拝者として、13時間も一般人と一緒に列に並んだ後、女王の棺に頭を下げたそうです。みんなと一緒の時間をおくりたかったからと、人間らしい優しさでした。
女王陛下といえば、少年の頃、兄に連れられて観たアクションスパイ映画「007」を思い出します。主演のジェームス・ボンド役はショーン・コネリーでしたが、「女王陛下の007」から新しくジョージ・レーゼンビーという男優に変わりました。あのショーン・コネリーのウィットに富んだセリフや格好良い振る舞いが好きだったので、心が複雑だったことを思い出します。
女王陛下の情報とともに襲ってきたのが台風14号。猛烈な台風のおかげ(?)で、久しぶりに南向きの窓ガラスに養生テープを貼り、停電に備えて電池や板氷を準備。豪雨や暴風のニュースが溢れる中、台風の中心コース位置した自宅は逆に難を逃れることができ、ほっとしました。翌日、冷凍庫に入れていた角氷を割って、伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」に。ちょうど女王陛下の国葬が生中継されていました。