かぼちゃ
No.508 / 2021年10月21日配信
今年もオンラインで仮装が楽しめるハロウィンイベントが多そうです。そのハロウィンを代表するイメージとして、かぼちゃのランタンがありますが、とても親しめるビジュアルです。そのかぼちゃの可愛さはさておき、とにかくかぼちゃが美味しい季節になっています。夏に収穫時期を迎えるかぼちゃですが、とても長持ちする野菜で、秋もしっかりとその美味しさを楽しむことができます。
小さい頃、野菜嫌いだった私もかぼちゃの煮付けだけはしっかり食べていた記憶があります。母が力を入れ、カボチャを切って(割って?)いたのを思い出します。いりこを出汁に使った、醤油味のシンプルな味でした。「いりこも体にいいから残さず食べなさい」とよく注意されていたものです。私の昭和の記憶は嫌々食べていた煮付けの味と大きないりこですが、今では大好物になりました。
先日もおつまみ料理オタクになりかけている私は、ネットで美味しそうなかぼちゃの料理レシピを発見。スライスしたカボチャをオリーブオイルでソテーし、バターとバルサミコソースで味付けしたレーズンをその上にトッピングする簡単料理メニューです。かぼちゃの甘味と酸っぱさが生きるレーズンとのコンビネーションが素晴らしく、娘にも久しぶりに二重丸をもらえました。ふふっ、成功、成功。
日本人には摂取量が少ないと言われる緑黄色野菜ですが、もちろんかぼちゃも栄養豊富な緑黄色野菜。βカロテンをはじめビタミンCやビタミンEなど抗酸化作用や免疫機能を高める作用のある成分が多いので、健康を気にせざるを得なくなった人間にとっては、誠にありがたい食物です。伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」の味わいと好相性のカボチャです。さあ、この秋はたくさん食べなくては。