ザワークラウト

No.360 / 2017年9月11日配信

 独身時代、当時の西ドイツのミュンヘンでソーセージを食べたことがあります。記憶の中で、皿の中でソーセージの横に添えられていたのは酸っぱい刻んであるキャベツ、「ザワークラウト」でした。若い頃には酸っぱいモノを好んで食べたりはしなかったけれど、腹をすかせていたからか、その時だけはこの酸っぱいキャベツが美味しく感じられたものです。

 以後、新婚時代に海外からの輸入食材に憧れたこともあり、大瓶のザワークラウトを買い込んだことがあります。ドイツなどの食事内容と味噌汁を中心とした和食ではその「テイスト」は大きく違い、白菜漬けのように醤油をかけたりして食べていましたが、いつの間にか瓶の残りは冷蔵庫の奥に眠ったままに。そして長い間、その話題も眠ってしまいました。

「お父さん、ザワークラウトって知ってる?」と娘が私に聞いてきます。私が黙っていると、「乳酸発酵食品だから体に良いそうよ。ヨーグルトなどの乳製品などの動物性より漬物などの植物性の発酵食品の方が、腸に届くまでに生きている確率が高いんだって。ザワークラウトも植物性だから、ねっ」と、発酵食品の話を長々としてくれました。

 最近は年齢がなせる技か、私の好みも酸っぱいものに理解を示すようになりました。娘の話以来、ザワークラウトを食べることが習慣に。その酸っぱいザワークラウトをサラダドレッシングがわりに生野菜と一緒に食べたら、これがいけるってなんの。伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」とも好相性。最近は洋食に幸蔵の組み合わせパターンも増えてきました。快調、快腸です。 最近は年齢がなせる技か、私の好みも酸っぱいものに理解を示すようになりました。娘の話以来、ザワークラウトを食べることが習慣に。その酸っぱいザワークラウトをサラダドレッシングがわりに生野菜と一緒に食べたら、これがいけるってなんの。伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」とも好相性。最近は洋食に幸蔵の組み合わせパターンも増えてきました。快調、快腸です。

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