黒にんにく

No.317 / 2016年7月11日配信

 農家の人が作った黒にんにくが、郊外の農産品直売所の棚に並んでいました。世の中に存在することは知っていたのですが、その姿を生で見たのは初めてでした。破れた薄皮から黒い粒の色が覗いています。手にとって、袋に貼ってあるラベルを見ると「熟成」黒にんにくとあります。にんにく好きな私は、「効きそうだな、これ」と家人に一言。

 「ところで、熟成ってなんだろう?」と素朴な疑問を家人に投げかけると、「熱を加えるのかしらね?」とはっきりとは解らない様子。熟成の意味が解らなくても、にんにくに「黒」がつくことで、さらにパワーを感じてしまうから不思議です。黒酢とか黒糖、黒ごまとか、黒がつくものは何でも健康に良さそうなので、黒にんにくも間違いなさそうです。

 その日は買って帰らなかったものの、なぜか気になり調べてみると、いろいろなのメーカーの黒にんにくがたくさん見つかりました。味はドライフルーツに似ているとか。黒にんにくは生にんにくの10倍の健康効力を持つなどと、気になることがたくさんです。悪玉コレステロール、血圧、動脈硬化、高抗酸化力と、知ってる単語が次々と。

 「お父さんは健康食品って、あまり買わないよね」と娘が、年頃(?)の私に向かって不思議そうな声。確かに一時期、血糖値が高かった時もあったけど、健康食品に頼ったことなどありません。続けてきたのは伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」の晩酌生活だけです。あっ、そう、ひとつだけ、野菜から先に食べることだけは始めました。黒にんにくもまだ、私には不要かな。

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