ペルセウス座流星群

No.282 / 2015年7月21日配信

 以前は毎年使っていたキャンプ道具が物置の中で眠ったままです。当時、私のウィークエンドには溜ったストレスを発散するためのキャンプが必要でした。気の合う仲間や家族と一緒に過ごすユルリとした野外での時間。妙に説得力を増すたき火前での昔話。焦げたご飯がやけに美味いカレーライス…。日常から解放される時間程、楽しいものはありません。

 星のきれいな夜、よく遭遇したのが流れ星。「今、流れたのは大きかったね。三国志の諸葛亮孔明が五丈原で没したとき、赤い大きな星として光の尾を引きながら流れて落ちていったという話があるけど、星って人の生命のことを言ったんだね」と、歴史小説が好きな友人。「いつか流れる俺の星はもっとでかいはずだ」と私は偉そうに応えた記憶があります。

 三大流星群のひとつといわれる「ペルセウス座流星群」は、出現時期がほぼ夏休みと重なることもあり、多くの人が楽しめる夏の流星群です。この流星が見えやすくなるのは、放射点が高くなる午後9時~午後10時頃からで、期間中で最大になるのは8月13日頃になるそうです。(国立天文台HPより)

 パソコンの画面と向き合うことが多くなりました。息抜きに自然の美しい画像や映像を眺めることもありますが、残念ながらバーチャルの世界。この夏こそ、満天の星空の下、たき火を囲みながら伝承かめ壷造り・本格芋焼酎『幸蔵』をアルミカップで飲みたいものです。テントやガスストーブはまだ、使えるかな?重い腰を上げる時がやって来たようです。

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