きな粉ヨーグルト

No.653 2025年11月11日配信

 最近、朝食時に食べるヨーグルトにきな粉をトッピングしています。それまではバナナとブルーベリー(時にはブルーベリージャムも)を加えたヨーグルトでしたが、きな粉を加えることで味にこれまでと違った深みが加わりました。ヨーグルトの舌触りに厚みが加わり、きな粉自体の香ばしさがキャラメル味のような風味をもたらしてくれるようになりました。

 きな粉トッピングは朝食時に少しばかりタンパク質の摂取量を増やそうと思ったのが始まりです。炒った大豆を挽いたきな粉は「畑の肉」と言われるほどの栄養素の宝庫で、私が狙ったタンパク質はきな粉全体の40%もあり、体内で合成されない必須アミノ酸がたっぷり。またそれ以外にも含まれる必須脂肪酸やポリフェノールは、エイジングケアにも効果があるのだとか。

 日本におけるきな粉の歴史は古く、奈良時代には薬として記録があり、江戸時代には和菓子に利用されていたそうです。さすがだなぁと思うのが、栄養成分の正体などわかるはずも無い昔なのに、長い経験から得た人間の判断に間違いがなかったということです。私が幼い頃、タンパク質が何グラム含まれているかも知らなかったでしょうが、母はご飯にかけて食べるように促しました。

 きな粉は非常にコスパの良い健康的な食品です。私がヨーグルトに加えて食べていると、家人が興味を膨らませたらしく、挽いたアーモンドやゴマも入ったきな粉を購入していました。私のシンプルなきな粉より栄養価も強化されているので、価格も高いはずです。もちろん私はきな粉だけのピュアなものが大好き。伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」を好きな理由と同じです。

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